今回ちょっと興味を引いたのは不用品回収と、
ロサンゼルスの暗黒街を我が手に納めんとするギャングのボスが
元プロボクサーだったという設定だ。
底知れぬ威圧感とカリスマ性を与える下地に、
このボクサーとしての考え方が上手に練り込まれているのが良い。
また、ボスは白髪が似合う熟年層の男なのに
自分よりひと回りも大きい男を素手でぶちのめすシーンがある。
ここも独特の凄みが出ていて、観る者を引き込むパワーを感じる。
威張っているだけの、狂暴で卑怯なギャングではないのだ。
こういう男が敵役にいると、戦いにハクがつくのである。

この映画は実話に基づいた作品と言われているが、
なんとなくプロボクサーあがりという設定は
本当だったんじゃないかと思えてくる。
また今度、検索してみよう。

ところでこのギャング達に戦いを挑む特査チームだが。
主人公のはずなのだが、どうもギャング団に比べて雑というか、
いい加減なところが多い。
ロス市警のはみ出し者を集めたという設定だからだろうか。
もう見てて「おい大丈夫か?」と苦笑いしたくなるシーンも散見された。
最終的には実話どおりの展開になるわけだが、
正直「こんなんでよく勝てたな」と思ってしまった。
正義の志しと仲間とのチームワークが奇跡を起こした、
といったところだろうか。なんだか戦隊ヒーローみたいだなあ(笑)